キャラメル
「お父さんとお兄ちゃんは…交通事故で…」
と言いお母さんは泣き出してしまいました。
そこまで言えば私でも分かる。
私は泣き出したお母さんと呆然としている弟を置いて先に霊安室に足を踏み入れました。
お兄ちゃんとお父さんの顔には白い布がかけてありました。
私はお兄ちゃんの布をめくりました。
「っっ…」
言葉になりませんでした。
本当にお兄ちゃんなの?
顔の面影がありませんでした。
お父さんの布もめくってみると案の定お父さんも顔の面影がありませんでした。
私はお兄ちゃんとお父さんの布をかけ直して目から溢れそうな涙をこらえ霊安室を出ました。
「私、先帰るね。最後にお父さんとお兄ちゃんの顔しっかり見てきなね。」
そう言うと私は病院から出た。
と言いお母さんは泣き出してしまいました。
そこまで言えば私でも分かる。
私は泣き出したお母さんと呆然としている弟を置いて先に霊安室に足を踏み入れました。
お兄ちゃんとお父さんの顔には白い布がかけてありました。
私はお兄ちゃんの布をめくりました。
「っっ…」
言葉になりませんでした。
本当にお兄ちゃんなの?
顔の面影がありませんでした。
お父さんの布もめくってみると案の定お父さんも顔の面影がありませんでした。
私はお兄ちゃんとお父さんの布をかけ直して目から溢れそうな涙をこらえ霊安室を出ました。
「私、先帰るね。最後にお父さんとお兄ちゃんの顔しっかり見てきなね。」
そう言うと私は病院から出た。