やっぱり好き(片思い編)
気がつけば。。。。

泣いてた。

ただ、ひたすら走って

私の頭の中は

「どうして?どうして?どうして?

私が一番近くにいるのに、どうして私じゃないの?」

その言葉だけが私の頭を巡る。

自分の部屋に入って、

カバンを投げて、

ベッドに顔を埋めて

大声で叫んだ。

「なんでよ!!なんでうちじゃないん!なんであの子なの!?

こんなに好きなのに、なんでよ!!なんでよ!」

何回も叫んだ。

泣きながら、声が枯れるまでずっと叫び続けた。

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