やっぱり好き(片思い編)

叫ぶ心

次の日から私は君に合わす顔がなくて、

避け続けた。

でも君はいつものように、接してくる。

その度に私の心は悲鳴をあげる。

(彼女に話かければいいじゃん、なんで私に話しかけるの)

ずっと心の中で言い続けてた。

君のことを見ると、

いつも君の隣にはあの子がいて、

二人で見つめながら

ニコニコしながら話している姿を見ると、

ものすごく、悲しくて、

一人になる度に泣いて。

もう、君の隣には私はいられないんだ

って思った。

ある下校。。。

君はまたいつものように、話しかける。

私は感情が溢れ出してつい、君言った。

「彼女がいるんだからだめでしょ」

笑いながら言ってやった。

すると、君は

「は?付き合ってねぇし」

そうやって嘘をついた。

< 19 / 30 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop