やっぱり好き(片思い編)
でも、私が何回もちゃかすと、君は

参りましたみたいな顔して

「ぁーそうだよ」

って言った。

それを聞いて、また泣きそうになる私。

だけど、がまんした。

だって泣いてしまったら

君は困る。

だから泣かなかった。

ひたすら、笑いながら

「よかったじゃん~キスしたりせんと~」

ってちゃかした。

君は頬を赤らめながら

「やめろ」

といった。

その姿をみて私は

ずるい

そう思った。

隣りに入れるあの子が

あいつの特別な子


そう思うとやっぱり、腹が立ってきて


最後は嫌味ぽっく

「お幸せに!」

って言って、走って帰った。

こうして、私の恋はいったん幕を閉じた。
< 20 / 30 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop