やっぱり好き(片思い編)
それからというもの

ライバルもいなくなり、5年の時よりもあいつとは親しくなった。

そして、今でも忘れることができない、運動会。

運動会当日。

6年生の種目で入場門に並んで待機していた。

すると、後ろから肩を「トントン」とされた。

「誰だろう?」

と思いながら振り向くと、頬に誰かの人差し指が当たる。

「え?」

と思い、その人に目をやると・・・

「あ。。。。」

君だった。

君は笑顔で

「引っかかった~」

って、

だからつられて私も笑ったんだ。

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