サクラピリオド.
先ほどスペックにも書いたように、セイコちゃんはとても背が低かった
一番小さなてつぼうでも手が届かなかった
その傍ら、ぼくとマミちゃんはてつぼうを満喫中
セイコちゃんは泣き出してしまった
ぼくたちは必死に覚えたての言葉を言った
でもそんなんで泣き止むわけはなく、セイコちゃんは悲しんでいた
そこでぼくが、
「セイコちゃんを持ち上げて、前回り手伝ったげる!」
ぼくは人なんか持ち上げたことないし、手伝える術も知らない
でも泣き止ませたいことしか考えていないぼくは、そういう提案しか思いつかなかった