-大きな 過ち-
歩花「弱い奴。」
私は意味が分からなかった。
静香「ごめんね、」
謝ることしかできなかった。
もう口癖だ。
歩花「あんた見てていたい。もっと前に進みなよ」
静香「そんな簡単に言わないでよ…キモチはありがたいけど」
歩花「人殺したのは悪いと思う。だからって天国の美貴は嬉しがらないよ。美貴は本当は静香が大好きだったんだよ?」
静香「え?」
歩花「距離をおこうって静香のため。静香が独立できないから。本当の美貴ならもっときつくいうでしょ?」
静香「あっ…」
そうだ。
美貴はそう言うときはきつくいう子だ。
注意するときも
相談するときも
いつも親身になってくれた。
涙が止まらない
泣きじゃくる
泣きじゃくる
泣きじゃくって