-大きな 過ち-
目が信じられないくらい腫れた。
みんなの前に出るのが恥ずかしかった。
なんていっても前から恥ずかしい思いをしていた。
歩花(あゆか)の言葉が頭から離れなかった。
美貴は本当に私のことが心配で言ってくれたのか。
頭の中でさえぎる。
ごめんね、
ごめんね、。美貴
ごめんね、そんなことより
ありがとう
こっちの言葉のほうがしっくりくるもんだ。
美貴には色々感謝してる。
今思えば、
もっともっと美貴を大切にしたかった。