【短編】翼をもつ君へ
そしてあたしは次に君に嫌われる事を望んだ。

わざと怒らせるようなメールを送った。

スノボに関してのメール。

そして君から返信がきた。

《俺はスノボを真剣にやりたいねん。もう邪魔せんといてくれ!》

思った通りの返信がきた。

これで君に嫌われた

嫌われた女はもう君には付きまとわないよ。

あたしの気持ちも軽くなった。

君はわかりやすいくらい真っ直ぐだから思った通りに事が進んだ。

これであたしの中から君の存在を消した
< 39 / 41 >

この作品をシェア

pagetop