【短編】翼をもつ君へ
そしてそれからの朝は君からメールで始まり。

夕方近くになると必ず電話をくれた。

シーズンオフでも神戸にある屋外施設で練習をして、ショップに戻る間とか、板を他のショップに届ける移動中とか、とにかくマメに連絡をくれた。

あたしはそんな君をいつしか愛しく思っていた。
< 8 / 41 >

この作品をシェア

pagetop