片想い

妊娠









敏輝と再会した日から3日が過ぎた。菜月は、仕事に没頭して敏輝と会ったこと、佑介のプロポーズの答えも考えないようにしていた。



「菜月さん、今日の夜、デートすることになったので、私はキャンセルでお願いします。」




「分かった。」



今日の夜は、いつも通り水曜日恒例の涼子と恵美ちゃんと飲みに行くことになっていた。しかし、恵美ちゃんが来ないことになり、涼子と二人になったので、菜月は、涼子に敏輝と会ったことを話そうと決めた。





< 110 / 132 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop