片想い

翌日









2限から授業でも夜までバイトをしていれば、だるく感じる。



「おはよう、今日、レポートあった?」



「今日は、無かった。」



「良かった。」



先生が来る前に真ん中あたりの席を取る。大教室だから、どこに座っても構わないが、あまり遠いと黒板が見えなくて、板書が出来ない。その時、涼子の携帯が鳴った。



「もしもし、あっ、はい、そうです。もう出来たんですか?分かりました。今日取りに行きます。失礼します。」



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