片想い




「お帰り。」



菜月は、満面の笑みで出迎え、そのまま敏輝に抱きついた。



「ただいま。」



敏輝は、抱きついてきた菜月を受け止めながら、左手に持った荷物を背中に隠した。



「それ何?」



菜月は、すぐにそれらの荷物に気付き、聞いた。



「部屋入ってから、渡すからさ。」



そして、2人で部屋に入った。



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