黒猫ちゃんの憂鬱2



「いい?会見ではね、財閥と知り合いしか呼んでないの」



『・・・』




赤信号で車を停止させる。




それが何だよって顔をしている風魔。




『警備だって、財閥の奴しか入れないようにしているはずだぞ』



「もちろん」




『財閥の家族と知り合いしか、入れ・・・な、い・・・』




ようやく気づいたか。




『もしかして・・・?』



「多分今考えてることに間違いはないと思うよ?」




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