黒猫ちゃんの憂鬱2



「こちらから見て、目があったって言ったよね?」




『あぁ』




「目の色は黒かった。チャラけた族だったら、カラコンしてる奴が多い」



『チャラけてない族ってナンバー10よりしただったらいんじゃねーの?』





「財閥=組。これを形式に入れな。組が後ろについてたらそんなに下ではない」




『ちょっとひでぇな、言い方。』


「それに、もし財閥も力がなく族にも力がないとしても、俺は強いとでも思ってる馬鹿な組に武器を売ってくれと言っても売ってくれないだろう」





『あ、そっかそっか』




「しかも、チャカを買えたとしても息子にそれが出来るか?」




『まぁ出来ねぇだろうな』










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