黒猫ちゃんの憂鬱2



『じゃあ、何でナンバー10より上なんだ?』





「アイツは至って冷静だったし、笑える状況だったってことだ。しかも身長高かったし・・・それに、警備もあったから族の格好で行ったらまず疑われるだろう」






『ふむふむ』





「だから、まず顔は隠さない」



『じゃあチャカで打ったときのフードは?』




「婚約は始まってすぐじゃないだろう?だから、発表する前に食べ物でも食べてたんだじゃないのかな」




『ふぅ~ん、で?』


「で、発表の時にチャカを出して服のしたにきてたパーカーのフードでも着たんじゃないの?」



『わお、大胆な発想だな』




「まぁ、警備にチャカがバレなかったのはそのぐらい力があるものってことだ。そんなに力があるものだったら、聖神の総長の來しか居ないんじゃない?」




『おお!!我妹よ、神よ、天よ!!』


意味わかんない。




< 108 / 280 >

この作品をシェア

pagetop