黒猫ちゃんの憂鬱2



手の脂が付いちゃうよ。




武器サン、うちの馬鹿兄貴がゴメンね。





『連射するならコレがいいんじゃない?まぁ、最大6発撃てるだけで良いならこれでもいいんだけどね』



次から次へと説明を加えて俺の腕に渡してくる。





『あ、でも体にでかい穴を開けたいならコレが良いよ?あ、でも脳とか貫通させたかったらコッチの高性能のほうがいいかも。あ、ナイフとかね?こういうのがいいんだよ?』





え、っと。




あの、もうもてません。



『ナイフでも長いのと短いのがあるからなぁ?あ、この長い奴結構あるからなくしても大丈夫なんだけど、投げるのには最適だよ!!短いのは基本突進でぐさっと刺すようなものばかりだから私のオススメは長いほうかな!!』





あの、すみません。



気づいていただけませんでしょうか。




『あ、この銃最近開発したんだ!!レバーを引かなくても出来るんだよ!!コレはサツが来たときに厚いタイヤの皮を貫くのには最適!!まぁ、いろいろ道具があって・・・あ!!あとね、コッチの銃はさぁ?あ、こっちの矢とかもいいよ!?もう全部使っちゃう?』





「いやいやいやいや・・・」


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