黒猫ちゃんの憂鬱2


『うん、そんな感じ。じゃあまたあとで』



「『じゃね』」





どうしようかな~。



ひょい、ひょいとお手玉のように上に投げる。





『・・・・・・、ちょっ・・・着てよ。・・・ある・・・さ?』





物陰に隠れて何かを言う男。




『やめっ、誰かああああっ』




「何々。おもしろいことしてんじゃん?仲間に入れてよ!」





『あぁ?ふぅ~ん、いいぜ?』




舐めまわすような目をやめようよ。




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