黒猫ちゃんの憂鬱2





いやいや、声出したらバレるっつーの。




つーか、黒猫を探しているとはいえ女の子に話しかけるとか・・・。






♪~♪~♪~



あ、電話だ。



逃れられた、と思ったけれど・・・着信音で確信したらしい。





『・・・月?』




うわ、名前呼ばれてるよ。




一応電話にでます。




ピッ



ボソッ

「何?」


『え、何でそんな喋り方してるの?風魔と私もう単車にいるんだけど』




「いや、ヒロに今尋問されてて・・・」



『はぁ!?早く電話しなさいよ!!今からそっち行くから』



ブツッ



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