黒猫ちゃんの憂鬱2




『ねぇ月~~!!』




今は下校中だ。




萌が大きな声でたずねる。




「何?」






『最近さぁ、帝王の下っ端に関しての噂多くな~い?』





「で、俺にどうしろって?」




『そうじゃないけどさぁ、最近族つぶしもしてないしぃ~~』





「じゃぁ佐久つれて行けよ」





『え、やだ』



『ひでぇ・・・』





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