黒猫ちゃんの憂鬱2




「あ、ちょっと用事あるから先帰ってて」


思い出したようにつぶやく。




『え~?大丈夫??』


『夜だから早く帰って来いよ?』

『危ない時は電話すんだぞ』



『月、キス・・・』





黙れっ




「じゃぁね」




『ばいば~い』



「ちゃんと布団着て寝なよ」




『じゃ~なっ』






こうして俺と4人に分かれる。





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