黒猫ちゃんの憂鬱2
お茶を全てのみ、水で濯いで口をつけた部分を手でキュッとこする。
タオルで手を拭いてパソコンを持つ。
ベッドの近くの床にソッと置いて、布団に座る。
布団を軽く浮かして足を滑り込ませ寝ようと、思ったのだがそうはさせてくれなさそうだ。
グイッ
「キャッんっ!?」
急に引っ張られたと思ったら、寝かされて口を塞がれる。
仰向けで寝ている上に、ヒロが横から上半身だけ起こして手の横に手をつく。
「ん゛~!!」
離してくれ。
その手をどけてくれっ。