黒猫ちゃんの憂鬱2




足撫でてんじゃねぇよーーーっっ!!!




『抱くよ』



あ、カッコいい。




ってちがーーーうっ




抱くよじゃねぇよ、抱くよじゃぁっ!!







横腹に膝で蹴り挙げようとしたが、どうやら疲れていて速度が遅かったらしい。




パシッ



簡単に掴まれてしまった。





面白そうに笑うヒロは、足首を掴んで脹脛の裏から手でなぞる。





ビクッと体がはねる。





足は弱いんだよっ!!



何で弱点知ってんだよ!!



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