黒猫ちゃんの憂鬱2



すると、抱き枕から細長い・・・でもどこか筋肉が付いている腕のようなものが撒きつく。




え、手が出る抱き枕とかあったっけ??





絡まっているシーツから顔を出すと、目の前にあったのはヒロのドアップだった。





「わお、かっこいい」



ギュゥゥッ


「くっ、苦しい・・・」





褒めたのに。




褒めたのに・・・。


『誘ってんの?第二ラウンドいっちゃう?』




「いやいやいやいや・・・、遠慮しときます」





あ、殴らなければ。





< 77 / 280 >

この作品をシェア

pagetop