黒猫ちゃんの憂鬱2


朝食の皿を片付けているときも・・・





『ていうかさ、ツキってどこが弱いわけ?』




『あぁ、それは脚だよ、脚』




『へぇ、あのツキの弱点が脚ねぇ?』



『そうそう。俺も意外だったんだよ、撫でたらさ、ビクッて反応しちゃってっ、可愛くて可愛くて仕方なかったっつうのっ!!』




シュッ




フライパンを勢いよくヒロの顔に当ててやろうとしたらよけられた。




ゴォンッ



そのかわり、風魔にあたった。






『いっ、いてぇ~~・・・』




バタッ






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