年下意地悪王子様
「さてと!私は、ご飯でも作るかな♪」
「俺は、仕事がある。」
「え〜と…」
「椿は、翔音くんを部屋に案内して。」
「どこの部屋?」
「椿のとなりの部屋。」
はい?…私の隣の部屋って…。
え−ーーーー!!!
言われた通りに、部屋に案内する。
「綺麗な家だな。」
「有難う。」
「お前、つばきって名前なんだな。」
「う…うん。」
てか、…こいつさっきと態度が…
「これが、素だから。」
…あ。また、もれてましたか(泣)
「え〜と…ここが、翔音くんの部屋。」
「ふ〜ん。」
部屋の中を見渡す。佐藤翔音。
「このドアは?」
「あ!そこは、絶対に開けないで!」
「なんで。」
部屋の中にあるもう一つのドア。
そこを開けると…
「なんでも!絶対に、駄目だからね!」
そう言い残し。私は、隣の自分の部屋へ戻った。
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