年下意地悪王子様


私の名前を呼ぶのは、翔音。



「おーい。」


「…はーい?」


「駄目だ。どっか逝ってる。」







「居るよー。ここに〜。」


「椿借りまーす。」





え?






「「どーぞ♪」」







あかね?悠悧?










私の手を握り歩き出す。翔音。












…どこ行くの?



.
< 55 / 72 >

この作品をシェア

pagetop