愛しの彼女が幽霊になったら。〜僕らは探偵サ!!〜




いっつも、百合ちゃんが誤解しているだけ。

それを嘘や割り増しせずに僕に全部そのままを話していた。


純真だった。


あげくの果てに、その医者ヤブだったから手術途中にばい菌を入れられた。

夜中、麻酔のかかったまま百合ちゃんは容態が急変した。


高熱が出て、とても苦しそうだった"そうだ"


"そうだ"

僕は、百合ちゃんの最後も見れなかったんだ。


好きなコの最後も見れなかったんだ。

情けないね。


こんな事だったならあの時。


牛の世話サボるんじゃなかった。





< 13 / 21 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop