愛しの彼女が幽霊になったら。〜僕らは探偵サ!!〜
いっつも、百合ちゃんが誤解しているだけ。
それを嘘や割り増しせずに僕に全部そのままを話していた。
純真だった。
あげくの果てに、その医者ヤブだったから手術途中にばい菌を入れられた。
夜中、麻酔のかかったまま百合ちゃんは容態が急変した。
高熱が出て、とても苦しそうだった"そうだ"
"そうだ"
僕は、百合ちゃんの最後も見れなかったんだ。
好きなコの最後も見れなかったんだ。
情けないね。
こんな事だったならあの時。
牛の世話サボるんじゃなかった。