愛しの彼女が幽霊になったら。〜僕らは探偵サ!!〜
「じゃあ…小さい頃よくやった…」
僕は、百合ちゃんを見て小さく頷く。
きっと、百合ちゃんが言ってる事はあの事だろう。
小さい頃よくやったあの二人で決めた秘密の決めぜりふ。
僕も百合ちゃんも、ガタリと椅子から立ち上がる。
そして顔をしたに下げて頭の前で腕をクロスさせる。
「「光と闇を司りし神達よ…我等に力をかせ…我等に…少年探偵に…その強大な力を宿したもうせ!!!!!!」」
決まった…!!!!
久しぶりにしては、声もちゃんと揃ったね、百合ちゃん!!!!
でもね。
店員さんやお客さんの目が、痛かった。