妄想姫の恋物語。




「莉奈せんぱーい!」

「あ、ゆあとゆっこじゃん。

 高校同じなんだね!」

「はい、あたし莉奈先輩のこと

 追って、ここに入ったんですー!」

「ゆあ、こびうってもなんもでないよ(笑)」



そう言って莉奈先輩に頭をたたかれた。

痛いよ、莉奈先輩(笑)




「ゆっこ、靴箱行くよー」



そう言ってあたしたちは歩き出した。



「ゆあ、ちょっとどうしよう!」

「え、なに、どーしたの!」

「靴箱、見てよ」



そう言われ、靴箱を見ると

あのイケメン組2人が立っていた。


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