妄想姫の恋物語。




とりあえず、ゆっこたちの後ろを

歩くことにした。



「おい、翔、この子たち誰?」

「ゆあちゃんとゆっこちゃん」



さっそく、ゆっこちゃんになってるし。



「俺、今ゆっこちゃんと話してるから

 邪魔すんなよー、大貴っ」



そう言って2人で先に行ってしまった。

取り残されたのは神谷君とあたし。



「お前が、ゆあ?」

「う、うん」


超、緊張...




これがあたしたちの出逢いだった。


< 17 / 25 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop