【BL】腐男子な俺の恋フラグ
「ほら、言ってみ?」
俺が促すと律に胸ぐらを掴まれた彼は痛々しく話す。
「……お、俺みたいな下っ端が……ても…聞いてもらえな……」
だ、そうです。
口が切れてしまって上手く話せないようだ。
「今すぐ。ソイツ呼べ」
―――…こうして律は自分のファンクラブを解散させてしまった。
だけどやっぱり無理やり制裁を強要されたり、無害な子達までは可哀想なので律に内緒で寝顔等の秘蔵写真を提供してあげている。
その代わり俺は、生徒会の皆様の情報をたーんと頂いてます。
そろそろ影のキューピットが動いてフラグを乱立させねばなるまい…
本当は姉貴に生キス写真はまだかと迫られた。脅された。
俺の命かかってるんです!