【BL】腐男子な俺の恋フラグ
「失礼しまーす!」
ノックをして返事を待たずにドアを開けた。
クラスの皆さんに強制的に追い出された俺達は、生徒会室へ。
「あ、お前はいつかの…」
副会長様がまさかの俺を覚えていてくれた。別に良いのに。それより律のスリーサイズ覚えてる方が良いのに。
……つか、会長様に副会長様に会計様にじ〜っと見られてる。まぁ、いきなりで睨まれるの分かってたし。生徒会の警備隊は眠ってもらったから良い顔されるとは思ってないけどね。
生徒会にはファンの皆様が押しかけないよう、警備隊というものがいる。そしてその人達には暫くお休みをしてもらった。勿論律の手を引きながらだから、左手が使えなかったので苦戦しました。
律は立ってるだけだったし。
「今日は幸せ配達人として来ました!」
そう言って中へ入り、律も引っ張る。ごたーいめーん。