【BL】腐男子な俺の恋フラグ
「阿呆」
本当はさっさとベッドに戻りたいのに思わず立ち止まってツッコんでしまった。
冷蔵庫から取り出した氷枕と冷えピタが冷たい。段々手の感覚が麻痺してきた。
とりあえずさっさと俺はベッドに向かう。すると後ろから槙が付いてきた。
…勘弁してくれ。
「律、立つのも辛そうじゃんか…それに朝飯俺のだけ用意して自分は食ってねーし…」
「………」
俺はベッドに潜り込み無視。
「そんなんじゃあ、昼もろくに食べない気だろ?だから俺が作る!」
「断る」
ココは無視できなかった。
ただでさえ弱っているんだ。コレ以上口に何か変な物を入れて体調を崩したくはない。