【BL】腐男子な俺の恋フラグ
片や俺は…
「槙ちゃーん」
「お帰りなさいませご主人様って言ってみてよ」
「足綺麗だね。番号は?」
―――完璧おちょくられてます。
あぁ…コイツ等の頭かち割りてぇー
そう思った時だった。
「コイツ、ちょっと借りるから」
ハッと気づくと俺の後ろにはまさかまさかの生徒会長様が居た。
全く気配を感じなかった…
俺が気づかないなんて…
がしかし。この状況はマズい。
俺は腰に伸びてきた手を払いのけ叫んだ。
「律様――!
会長様がご指名でーす!!」
俺は絶対フラグは立てない。
なぜなら俺はキューピットちゃんの方だから。