【BL】腐男子な俺の恋フラグ


「鈍感に鈍感と言われて気にならないのがどうかしてる」




「うぐ…また律はそうやって俺をバカにする…やっぱり言いたくない!」




「言え。晩飯1週間抜くぞ」





言わない事ってそんなに重い罪なのですか!?

しかし、律の目はいくら俺が見返しても鋭い目で。…というよりこの距離でこの目はキツイ。怖すぎる。



だから。





「…俺は律と電話した事が嬉しくてテンション上がってたのに…律は俺にあそこに残れって言っただろ…それって鈍感って世間では言うじゃんか…」





すると律が珍しく俺の胸に顔をうずめ、深いため息を吐いた。





「り、律…?」




俺、何か気に障るような事言ったか?

しかし、突然目元を塞がれ、その後には唇を塞がれる。






「んっ………!?!?」





あまりの長い、しかもすっごい深いキスに目がクラクラする。というより何で俺律の手で目隠しされてんの?
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