社長と極上の生活
早産の危険がある杏花は
母乳マッサージもドクターストップが出ていた。
最近漸く、体調が落ち着き、
GOサインが出た事もあり、俺がする事に。
少し張り気味の彼女の胸を気に留めながら
『男』としての欲情を押し殺して…。
「ん、杏花もういいぞ」
「………」
「ん?……杏花?」
返事のない杏花の身体をそっと横にすると
彼女は気持ち良さそうに眠っている。
フフッ、余程気持ち良かったらしい。
俺は彼女を起こさないように服を着せ
「おやすみ、杏花」
彼女の頬に軽くキスをして、寝室を後にした。
杏花が眠りについた後に仕事をする。
4月に新プロジェクトを始動し、
軌道に乗った今、
次なるプロジェクトに
手を付けなければならない。
俺は日中に目を通しておいた資料を手に
リビングのソファに腰を下ろすと、