社長と極上の生活


ベッドサイドに腰掛ける杏花が


ワンピースに着替えている真っ最中。


「杏花、おはよ」


「えっ、あっ、おはよ」


杏花は俺の姿を見て少し驚き、


慌ててワンピースの裾を下ろそうとするが


裾はお腹部分に引っかかってしまい、


俺は下ろす手伝いをしながら


「そんなに俺に見られるのが嫌か?」


「えっ……?」


困り顔の杏花は俺から視線を逸らし


「だって、日に日に大きくなるお腹に幻滅されたらイヤだもん」


俯き加減で小さく呟いた。


「フッ、幻滅しないって言ったろ?」


「それはこの間の話でしょ?もっと大きくなるのに、いつ心変りするか…」


「馬鹿だな。俺がそれくらいの事で幻滅すると思われてるなんて心外だな」


「えっ?」


「杏花は杏花。例え、20㎏太っても俺の気持ちは変わらない」


「ッ!!////……ホント?////」


「あぁ、この子に誓ってな」


俺は杏花のお腹に服の上からキスを。


ほんの少し安堵した様子の杏花に、

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