社長と極上の生活


夜の散歩なら俺も付き合う事が出来るし


万が一、身体に違和感を覚えたとしても


すぐそばにいてやれる。


杏花が一番不安な時に……。


俺らは夜のオフィス街を


ゆっくり、ゆっくり……。


ビルの谷間から、


時より顔を覗かせる三日月。


ビジネスマンが家路を急ぐ中、


俺らは仲良く手を繋いで。


小1時間ほどの散歩から帰宅。


「杏花」


「うっ……うん////」


恥かしがってぎこちない杏花。


俺はそんな彼女の手を取り、浴室へ。


散歩で掻いた汗をお風呂でサッパリする為に。


浴室は滑りやすく、危険だという事は常識。


そんな常識を俺が無視するワケも無く、


暗黙の了解で入浴は一緒に。


杏花はそんな俺に小さな抵抗を試みる。


胸とお腹を少し大きめのタオルで


必死に隠そうとしているが、


堂々と見せられるよりも


返ってエロさが増して、危険な状態。

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