社長と極上の生活
「ッ!!////////」
はっ、恥かしいぃ~~~。
胎動を地震と勘違いするなんて。
ぐっすり寝ていた要を起こしてまで
パニクるなんてありえない!!
あまりの羞恥で身体が一気に火照り出す。
穴があったら今すぐ入りたい。
誰か、私に透明マントを……。
恥かしさのあまり、思わず要に抱きつき
隠れるように彼の胸に顔を埋めた。
もう~~~ヤダぁ~~~!!!
「杏花」
「……////////」
「お腹の子が元気で良かったじゃないか」
「ッ////////」
「なっ?俺は何とも思ってないから」
要は耳元で囁くと共に
私の顎に指を掛け、ゆっくりと持ち上げた。
「ママは大変だな」
フッと笑みを零した彼は、
涙目の瞼にそっとキスを落とす。