私と5人の王子様。



髪を耳にかけながら




「遥翔くんが好きです・・・」




ほら、予想通り




そして僕はこれから

今までに何度も言ってきた
台詞で返事をする




「ごめん、好きな人いるから」




東原が僕の顔を見上げる



その目には
涙がいっぱい溜まっていた
















「知ってる。」










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