私と5人の王子様。




家に近づく頃には

もう誰も話そうとするやつはいなくて



遥翔も
振り返るのをやめていた









「あ・・・・・」












聞きなれた声がして








別の道を通ってきたらしい藍が

脇道から俺たちのいる道へ歩いてきた





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