これがバレンタイン・キッス?
『明日音々ちゃんからもらえると
いいねっ』

未來は私の方に向き
驚いた顔をし

「えっ…知ってたの」
『うんもちろん』

すると私の携帯がなり。
カバンから取りだし
見ると流の表示

『あっもしもし』
「もしもし…俺だけど…」
『うん…どうしたの…』
「いや~…その~」
「もう、トロいんだよ、かせ」

っと火山くんの声

「あっもしもし」
『どうしたの?火山くん』
「あのさぁ明日バレンダインじゃん
モテざるがさぁ…好きな人から」
「やっやめろよ」

流が電話の向こうで叫んでる

『どうしたの好きな人から』
「とにかくチョコレート持ってきて
モテざるに私損ねてたやつと
全部と今年の分、」

っと言って一方的に切られた

『ってかなんで…しってんの~』
「どうしたの?」
『いっ…いやなんでもないよ』
「ふーん…じゃいいけど」


私達は家に帰り…火山くんに
言われた通り…ずーっと
私損ねてたチョコレートを
ちょっと大きい紙袋に
詰め、いっぱいになった
そして今年のチョコレートの
買い出しに行き戻ってきて
早速作りはじめた
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