これがバレンタイン・キッス?

〈えっ…何この展開〉
夢でも見てるような気がした。

『ねぇずーっとねっ私この
時期は、大事ブラザーズさんの
それが大事が頭のなかに
流れてきてた』
「なにそれ?」
『えっ!!…知らないの』
「うん」

それにしても、流は暖かい
洗い立てのいい臭いもする
ってそんなこと今は関係
なーい

『ホントに?』
「あぁ歌ってくれよ」
『うん、負けないこと投げ出さない
こと逃げないこと信じること
ダメになりそうなときそれが一番大事』
「あっそれ聞いたことある」
『流が告白されててあの人の方が
私より流にきっと似合うとか
思うと、なぜかこの曲が
頭に浮かんでくるのおかしいよね』

そして流は私をちょっと離し

「なぁ俺、お前の事好きだよ
お前は」
『…わかってんでしょ』

そして頭にあの曲ではない
曲が思い浮かんだ

『甘い甘い恋のチョコレート
あなたにあげて見ても目立ちは
しないから私ちょっと最後の
手段で決めちゃう』

そう口ずさむと流は私の
唇をふさいだそして
私から離れ


「これ貰うな」
『あっうん』

っと言って私の手にある
紙袋を取ると

「こんなに渡せて内分あったんだ」
『うん』
「123456…6」
『うっ…うん』
「これでわかった六年間
お前は俺の事が好きだったんだ
ふっ」

っと鼻で笑った〈なんで〉

「でも俺の勝ちだな、俺は…
幼稚園の小さい組の時から
好きだったからな」
『ってことは8年くらい』
「そうだよ」

っといってまたキスをされた

これがバレンダイン…キッス
なのかなぁ、なぁんて思いました。
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