あいあむみゅーじっく
そんでもって一人はマイクに手を当てましたね。

そんでもって歌いはじめましたね。

そんでもって素敵なお声でしてね。

でも寒さに震えながら一生懸命歌ってまして。鳥肌がたちました。

だけどそんな彼等たちに目もくれず早足で歩き去ってる大人たち。

「あいつらは音楽とか聴いてんのかね....」

ぼそーっと呟いて彼等の前にしゃがんで彼等の歌に耳を傾ける。
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