戸田くんの取り扱い説明書





戸田くんは、好きな子はできないという。


つまりあの告白は、超ウルトラスーパーレア、という事になる。




しかし、見ての通りこんな状態だ。

戸田くんは本当に私を好きなのかは、まだ定かではない。

これからに期待しよう。(?)



これから、なにかしら変わってくるかもしれないのだから。




それに、まだ私たちは始まったばかりだ。








「お菓子だお菓子〜!」


家に帰るなり、早速お菓子に手を伸ばす。


これが、私の日課であり楽しみでもある。




今日のメニューは、煎餅と緑茶。

なんとも女子高生らしからぬチョイス。


周りになにを言われようと、私は好きだから構わない。



テキトーに部屋着に着替え、テレビをつけて食べ始める。

このひと時が最高に幸せを感じる。







読者の皆様、こんなおばあちゃんみたいな私にため息なんかつかないでください!

お願いします!



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