butterfly
歩優side
自己紹介をする彼女をみて
俺はキスをしてしまった…
あの驚いた顔…
正直 長年追い続けてきた彼女よりも何倍も綺麗で可愛くて…
繊細だった…
長い手足
長い髪
透き通った肌に
薄い化粧…
どれもが俺を引き付けた
目の前で倒れた彼女をみてチャンスだと思った俺は
鬼畜なのか…
「お父さん…僕が幸得さんを運びますんで父と先に食事していて下さい」
ペコリと一礼し
彼女を抱き上げ
その場をさった