butterfly




「すいません

妻に、あうやつをお願いします」



何がなんだかわからない私は

ただぼーっとしていた…





「奥様はお肌のお色が

お白いので…


こちらのピンクゴールドが

お似合いになると思います。」






「あぁ婚約指輪と結婚指輪

両方たのむ」




「あっあの

歩優さん…

買って戴けるのですか?

私にこんな高い指輪…

似合いませんよ…」





「まさか…それ本気で

いってんの?幸得…

指輪は幸得のために

あるんだよ

幸得が選ばないなら

俺が選ぶ…」





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