butterfly






「あれ~


 みてっあれ歩優さんだよね?」





「えっ」




そこにはマリちゃんとてを繋いで歩いている




歩優さんがいた…










「なん…で…」





どうしよぅ…








「あれってうちの看護師だよね?」






「うっ…うっ…」




「しぃ~ちゃん?


大丈夫?



あれは何かの間違いだから…



しぃ~ちゃん帰ろうか…



なかないで…


しぃ~ちゃんつかまって」






そのまま私は


后さんとお兄ちゃんが暮らしている家まで運ばれた…







「しぃ~ちゃん…




大丈夫大丈夫…


私が守るから…」








私の意識は遠のいた…












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