ドールハウス・ツインズ
「いやーん…転んじゃったぁ」
「ええ!?大丈夫?」
「うん、大丈夫…」
私の好きな人は大柳さんと付き合っている

お昼ー
私と日向ちゃんと好きな人と
大柳さんでご飯を食べていた時
「そういえばキキ!転んだんだって!?大丈夫?」
「うん!大丈夫!」
にっこり笑う大柳さんを無視して
日向ちゃんは「貴方素敵!」と言った
「えっ?」
そして日向ちゃんは大柳さんの彼氏を指差した
「お名前は?」
「高木 夕間です」
「夕間君…ちょっといいかな…?」
そして、するっと指を滑らせる
「凄く素敵…貴方の皮膚…」
「そうかな…?」
「うん!」
私は大柳さんを見ることが出来なかった
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